お店を休みさせて頂き、新潟の展示会&イベント!?に行って参りました。その時の様子を少し・・・。
越後上布の苧績み(おうみ)と、いざり機で織っているところを見学してきました。水に浸して柔らかくした苧麻を爪で細く裂き、撚り合わせていく手つきは、とてもなめらかです。でも商品となる越後上布の糸を績めるようになるには年月がかかるそうです。
そして、百日講習と言って五年間ここで習う事で越後上布を織れるようになれる講習風景を見学しました。といってもプロとして越後上布を織っているみなさんの機織りすがたは静かな空間です。
乾燥すると糸が切れてしまうので、この雪の積もった空気感が良いと言うう事で、窓を開けての作業なので、厚着をして、電気毛布をかけていらっしゃいました。
五年目で今年卒業される方にお伺いしたら5年間で8反ぐらいしか織れないとのお話しで。1反織るのにどれだけ時間がかかる物なのかと圧倒される思いでした。
そして、今回のメインイベント!?雪晒!!
雪の上に整列した反物たち。何とも面白い光景です。バックの雪山と青空も美しかったです。ここ田んぼなんですが、私やっちゃいました・・・。膝上ぐらいまでズボッとはまる。そして助けてくれようと思って着て下さった問屋の女性も私を引っ張りながらはまる・・・。ちょっと面白かったので写真撮ってもらえばよかったなぁと。(その時はビックリしすぎて、そんな余裕はなかったですが)
明日も、新潟情報続きます♪
苧績み前の苧麻を少し頂いてきたので、ぜひお店にご覧になりにいらしてくださいね。
ご一緒頂いたお客様の許可が出たので記念撮影もアップします。いつもお着物姿ばかりを拝見しているので、お洋服姿が新鮮でした。
by kyoko