さわやかな色の染め名古屋帯です。グリーンの2本の縞の間に赤い2本の線が入った親子縞と呼ばれる縞模様です。
お太鼓部分は縦縞でたれ先は無地ですっきりと。
一般的な六通柄の帯だと、前柄は、横縞になるのですが、あえて、ここは、縦縞に。それも、縞を七三に分けて無地の部分をはさみました。
染める職人さんにとっては、お太鼓部分から続く縞(前柄が横縞になる染め方)で染めたいと言われるのですが、締めた時に、間延びした印象になってしまうので、ここは、一度型を置き直す手間をかけても、お願いしますと頼み込んで、染めて頂いたんですよ